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沖縄の宮古島で、カウンセラーをしながら童話を書いています。くもり時々雨のち晴れの心模様をつづっています。
究極のネガポ
2013年05月31日 (金) | 編集 |
今日は久しぶりに午前中がフリー。
今年はさらに、担当する学校数も増え、毎日あっちに行ったり、こっちに行ったり、気持ち的に忙しい。
忙しいというか、重たい相談が増えているような気がする。
今年でスクールカウンセラーになって4年目なのだが、年々相談内容がハードになっているような気がするのだ。
神様も、段階的に私に試練を投げかけてくれているのだろうか。
というか、私がそういう話をきけるようになってきているから、訪れる人も話してくれる、ということなのだろうか。
どちらにせよ、毎回毎回、これでいいのか迷いながらも、一緒に涙して、これまでなんとかかんとか、一所懸命生きてきたその人に、私自身が感動し、その人を労う、そんな感じだ。
カウンセラーの仕事をする前は、人のネガティブな面の話をきく仕事は、さぞかし大変だろうと思っていたときもあったが、今はちょっと違う。人は本来、決してネガティブではなく、ネガティブに生きているようでも、生きているということ自体そのものが、もうすでにポジティブなんだと思う。だから、この仕事を通して、私はいつも感動をもらっている。とても素敵な仕事だ。

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仕事納め!
2011年12月21日 (水) | 編集 |
やったー!
年内の仕事が、今日で無事に終わった。
すごく、すごくうれしい。
今年は仕事量が、ぐんと増え、しかも、緊急支援も数回あって、
12月には、予定外の学校へ行くこともいくつかあり、スケジュールはいっぱい。
ほとんど毎日面談の連続だった。
こんなに、たくさんの面談をさせてもらって、
いやがおうでも、カウンセリングのスキルアップにつながっているように感じる。

笑顔で帰っていく生徒や保護者、先生方を見ると、
ああ、良かった、この仕事をさせてもらって、
本当に良かった。ありがたい。という気持ちが湧いてくる。

夏に大阪で研修を受けたこと、
それ関連の本をかなり読んで実践したこと、
それらが、少しずつ実を結んでいるように感じる。

カウンセリングの技術を磨くことは、
すなわち、自分を磨くことのようにも思う。

ひとまず、冬休みはゆっくりすごして、
リラックス、リフレッシュしよう。

明日から、実家に帰省してきま~す。
いま、ハマっていること
2011年08月05日 (金) | 編集 |
ここのところ、ブログを書いても下書きのままでアップしないことが多い。

8月になって、ようやく予定のまったくない日ができた。
とくに、今日は台風でもともとあった予定はすべてキャンセルになり、のんびりすごしている。
手帳にまったく予定のない日が、妙にうれしい。

最近、私がはまっているのは、システムズアプローチ。
家族療法を勉強したいと思っていろいろ調べているうちに、東豊先生の『セラピスト入門』(日本評論社)に出会った。その後の著書の『セラピストの技法』や『心理療法テクニックのススメ』(金子書房)など、東先生の本を次々と読んだ。
心理関係の本なのに、メチャクチャ笑えて感動して、面白い小説を読むように、ページをめくるのが楽しみで仕方なかった。

それで、来週からシステムズアプローチの研修に参加するため、大阪に行ってくる。

私にとってシステムズアプローチは、魔法使いのタクト(というのかな?手にもっている棒)のように思えた。
それを知る前と、知った後では、全然違っている自分がいて、自分でも驚いた。
もっとちゃんと勉強して、それを確実なものにしたいと思う。

それと同時に、いま、箱庭療法をするための、箱庭グッズを手づくりしている。
システムズアプローチと箱庭を、どう両立させるのかは、自分次第だと思うが、とにかく、箱庭は楽しいからしたいのだ。
夏休み期間を利用して、まず、箱庭を置くための台を手づくりし、いまは、箱をつくっている。形は完成し、現在色塗りの最中だ。
箱庭のグッズは、一式10万円は下らない。
それを自分でコツコツとつくっているのだから、なかなか気の長い話だ。
でも、作って見ると、それができる自分にまた感心したりして。なかなか手先が器用な自分にほれぼれする。
自慢になってしまった。

そのうち、写真もアップしま~す。
長かった一週間
2011年06月05日 (日) | 編集 |
 仕事でこれまでにない体験をした。
 緊急支援が必要ということで、1泊の予定が結局4泊。月曜日から金曜日までずっと石垣島に滞在した。
 洋服も一日分しか持っていなかったので、出張先で購入した。
 初めての事態、初めての経験、どう判断していくのか、どう対応したらいいのか、その時々の自分に聴いた。でも結局は、一人じゃなかったと思う。周囲の人と一緒に考えたし、一緒に泣いたし、一緒に笑った。
 カウンセラーにできること、カウンセラーの役目、そんなことをまた改めて感じた。
 少し時間が過ぎて、自分の心の緊張も少し和らいできている。
 とても大変だな、とても重たいなと思われる仕事かもしれない。でも、人生の深いところを味わえる仕事だと思う。私は、人生の深みを味わいたいんだと思う。
 感動することが趣味です、と言っていた大学時代。私は、いま、その趣味を実践しているということなのかもなぁ。
 
新しいスタート
2011年04月19日 (火) | 編集 |
 新年度が始まった。今年はスクールカウンセラー(SC)の仕事が(単純に時間計算すると)倍に増える。訪問する学校は小学校から中学校まで8校。大丈夫だろうか、と自分でも不安があった。
 委嘱状を交付されたその日、せっかくの沖縄本島出張の機会を利用して、箱庭療法をしている先生に時間をいただき、私自身の1年間の振り返りをさせてもらった。箱庭をしたわけではない。先生は、積極的にアドバイスをくれた。その中で印象に残ったのは、「(カウンセラーは)治そうとするな。分かろうとせよ」という言葉だった。
 ああ、そうだった。と、原点を提示された気持ちになった。それと同時に、少し肩の力が楽になるのを感じた。大事な振り返りの時間になった。
 新年度を迎えるにあたり、机周りや仕事部屋をかなり片付けた。昨年10月に引っ越してから、まだ空けていないダンボール箱もあったが、それらをきれいに片付け、カウンセリングルームとなるプレハブには、子どものおもちゃで取っておいた動物のミニチュアやミニカーなども、きれいに棚に並べた。
 面接記録のとり方や業務日誌の書き方についても再検討し、新しいフォーマットを用意した。『面接法』(新興医学出版社)も再度読み直した。
 私なりに、準備を万端整えて新年度を迎えた。
 すると、時間が増えたにも係らず、気持ち的には楽になっている自分がいた。2年目ということもあるのだろう。学校を訪問しても、緊張の度合いが、初めての去年とは全然違う。いい意味で、力が抜けてきたように思う。
 肩はひどく張っていて、目の下のピクピクは、いまも時々出現するが、なんとか、リラックスを見つけながらやっていけそうな気がしている。それは、犬のショコラがいることも大きいだろうなぁ。
 今年は、私なりの、新たなペースをつかんでいこうと思う。
 
 
もっとも恐い人
2011年02月09日 (水) | 編集 |
 相談の仕事をして、私がもっとも恐いなぁと感じる人がいる。
 これまでに、いろんな人に出会い、いろんな事例があったけれど、自分にとって後々まで嫌な思いが残る事例はそう多くはない。
 私が一番恐いと感じるのは、良心をもたない人だ。つまり、うそを平気でつき、悪気が全くなく、周囲の人たちを疑念の渦に巻き込んでいく。その人自身はまったく傷つかず、周囲の人たちがどんどん傷ついていく。そんな人だ。
 『良心をもたない人たち~25人に1人という恐怖』(マーサスタウト)という本がある。以前に読んだ本だが、最近また引っ張り出してきた。
 そんな人に出会ったらどうしたらいいのか、そういう人はどうしてそういう風になったのか、結局のところ、よく分からないのだが、自分を守ることだけは大事だとつくづく思う。
 
 人を信じる―その人自身が、自分で良くなっていく力、成長していく力、善なる方向へ進んでいこうとする思いがあることを信じることが、カウンセラーにとって、とても大事なことだと思うが、良心を持たない人がいるということは、人を区別しなければならないという思いも湧いてくる。
 私は、人は本来、善であると思いたいし、そう信じたいんだろうなぁ。
大きなバースデープレゼント
2010年07月21日 (水) | 編集 |
 17,18日の連休、与那原(沖縄本島)で研修を受けてきた。
 箱庭療法、コラージュ療法、アートセラピー、発達障害、ホスピスについてなど、2日間で自分が体験してみたかった研修が盛りだくさんの内容だった。
 何より、今回の研修でうれしかったことは、箱庭療法を教えてくれる師(先生)が見つかったこと。懐の大きい方だと感じた。
 また、今回初めて体験したコラージュ療法は、「すごく面白い!」という実感を得た。とにかく楽しかった。作業をしていて、新しい発見もあったし、自分がどんどん解放されていくような感じもした。

 じつは数日前、今建築中の家のことで、思い切って警察に相談に行った。信号機の音がずっと気になっていて、友だちや知人に時々その話をしていたのだが、ある人が「それはやっぱり警察に言ってみたら? 自分だったら、それは気になる。まずは、相談してみたら」と背中を押してくれたのだ。
 警察の担当者は、丁寧に対応してくれた。こちらも苦情というよりは、相談ということで、利用している視覚障害者の方がどれくらいいるのか? 視覚障害者の方の意向が気になること、押しボタン式の視覚障害者用の信号機についてなど、いろいろ調べたことや、気になることを話した。
 警察の方で、視覚障害者の団体に問い合わせをしてくれることになった。音量や時間帯など、可能な方法を「調整していきましょう」と、担当の方が言ってくれた。
 1人でもんもんとあれこれ考えていたときとは全く違い、気持ちがかなり楽になった。

 そんなこともあったからだろうか、コラージュをしながら出てきた感情は、新しい家に対する楽しみや夢だった。ワクワク感がどんどん膨らんでいくのを感じた。自分の気持ちが、言葉だけでなく、目に見えるカタチで表現されるって、なんと気持ちのいいことか。何か描いたり、作ったりするということ、表現するということが、「心」と密接に関わっていることを、改めて感じたのだった。

 今回の研修は、私にとって、とてもいい時期にあったと思う。スクールカウンセラーの仕事が夏休みで一段落していたこと、家を引っ越す前のターニングポイントだったこと、おまけに、誕生日割りでチケットも安く買えたし、大きな大きな誕生日プレゼントをもらった気分。快く送り出してくれた家族や、新しい出会い、すべてに感謝、感謝。
夏休みがやってくる
2010年07月14日 (水) | 編集 |
 私にとっても夏休みがやってくる。
 スクールカウンセラー(SC)の仕事で石垣島へ行くのは、しばらくお休みだ。

 思い返すとたった4ヵ月ではあるが、ほんとにさまざまな子どもや親たちに出会った。
 いろんな事例があって、この4ヵ月の経験は、何年分にも相当するような気がする。

 先日の事例は、話を聞いていて、ぞっと鳥肌が立つような、髪の毛が総毛立つのが分かった。
「こんなとき、どうしたらいいんでしょうか?」
 そう聞かれても、私だって分からない。正直に「どうしたらいいんでしょうねぇ。私にも分かりません。」そう言ったら自分も楽になり、結果的に自然なアドバイスもできた。

 何組もの親子と面談してきて感じることは、親子のつながりに深く関わるのがSCの大事な役割なんだなぁ、と思う。話を聴くことは、一番重要なことではあるけれど、ただ聴くだけではダメだと思うこともある。提案したり、ときにはもっと強く提示したり、いわゆるその人の考え方ややり方などに介入することもあった。そうしなければ、このままただ時間ばかりが過ぎていき、事件や事故に発展する恐れもあるんじゃないか、と思うこともあったからだ。
 でもそんなとき、本当にあの方法で良かったのかな? 自分は何様なのか?と思うこともあった。
 
 来週はいよいよ、ずっと勉強したかった箱庭の研修もある。
 夏休みは、この4ヵ月の事例を振り返りながら、なかなかできなかったレポートもまとめてみようと思う。
 ホントは、その都度すぐにレポート書いたほうがいいと思うのだけど、日誌を書くのが精一杯でまだまだできない。
 しばし休養して、その間に引っ越しの準備をして、秋には新しい家で、また心機一転がんばるか。
今夜も石垣島
2010年07月01日 (木) | 編集 |
 どうすることもできないことが、たくさんある。
 それでも人は生きていく。
 心にたくさん見えない傷を受けてきたのだろうと思う。
 それでも人は、遊び、笑い、また明日を生きる。
 人って弱いけれど、強い。
 私に何ができるのか。結局は「かかわる」ということだけなのかも。
 何が良くて、何が悪くて、どっちの道が良くて、どっちの道が良くないかなんて、本当は分からないことだし。
 その人が見ている世界を一緒に見たいと思う、ただそれだけ。
 
 今夜も石垣島にいる。
 SCの仕事の後、息子が小学校のときにお世話になった先生が赴任している学校を訪ねた。
 お世話になった先生はいなかったけれど、面談を受けた子を見かけた。友だちと元気に遊んでいた。
 その姿を見ただけで、自転車を走らせた意味があったなぁ、と思った。
カウンセラーの役割について
2010年06月29日 (火) | 編集 |
 乳腺炎と思われる胸の痛みは、なかなかよくならない。とくにひどく痛むわけではないのだが、すっきり治るわけではなく、ときどきピリピリッとする。
 今年はスクールカウンセラー(SC)になって1年目。それが大きく関係しているような気がする。
 息子が生まれたとき、私は乳腺炎になって、けっこう痛い思いをした。母親になって最初の難関が、私にとってはオッパイだったわけだ。
 母親になるということと、SCになることは、ある意味似ている部分があるように思う。
 どちらも、胸の痛むことがたびたびあるから。
 自分の対応について、まだまだ判断に悩むことばかりだけど、悩むことは決して悪いことではないはず。悩まず自信たっぷりになってしまう方が、じつは恐いことのようにも思う。
 今は、SCの役割は何なのか、自分自身がブレないことが大事だと思う。
 そしてそれは、本人やその周囲にいる人が感じている「生きにくさ」をできるだけ解消するお手伝いだと思う。
 そんなことを改めて思ったのは、発達障害の疑いがある児童のことを考えていたからだ。
 担任がWISCの検査を希望したことに対し、自分は検査できないことを引け目に感じながらも、SCとしては、障害の有無を判断することが目的ではなく、その子にあった指導や支援の体制を整えることが目的だということを忘れてはいけないなぁ、と強く思った。
 私自身のこれからの課題として、知能検査などの技術を身につけたいとは思うが、学校の先生たちの先生になることが私の役割ではなく、あくまでもカウンセラーであることを忘れまいと思う。
 カウンセラーとは何なのか、よくよく考えている。